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フォーナチュラル流アドバイス フィジカルセラピストのお悩み解決策!!

【水分代謝−腎と肝の話−】

人の身体は、季節の変化や環境の変動に合わせて、無意識のうちに体内水分の動きを対応させている。

春から夏にかけては、汗をかいて汗腺を働かせて水分を冷却に使ったり、毒を出したり、とにかく肝臓が大活躍する時期になる。
肝臓に無理がかかると身体が冷えて汗腺が鈍り始める。水分代謝がうまくいかずに、毒素を身体に溜め込む事になって「だるさ」や「倦怠感」に繋がっていく。(クーラー病など)
特に肝臓は、眼と精神面(メンタル)との関わりが深い。例えば、長時間のパソコンによる眼精疲労や不安・心配・怒りなどのストレスも肝臓の大きな負担になってしまう。 お酒で肝臓を壊しているように思えても、実は、精神的に弱り、肝臓に負担がかかっている時にお酒を飲みたくなり、トドメを刺してしまうという事が多いのが本当のところ。
肝臓自体に痛みを感じないが、背中(肩甲骨あたり)の痛みや息苦しさ、イライラ、倦怠感が肝臓からのサイン。 ネガティブな意識や怒り、強烈な不安やアクシデントなどの現象が起きた後に「身体が冷たくなって震えた」という経験は、肝臓の状態が大きく関わっていると言える。 昔から日本人は、知らないうちに「肝が据わる」とか「肝試し」とか言って、肝臓とメンタルとのかかわりを言葉で表現していることに気づくよね。


一方、秋から冬は、汗がかきにくい環境から腎臓がせっせと水分代謝を促して排尿をメインに毒を出していく時期。
寒くなるとトイレが近くなる理由はこれだ!「お風呂に入る前に排尿がしたくなった」という経験は、寒さを感じて腎臓が動いたことに気づけるよね。 腎臓に無理がかかって滞ると排尿がうまくいかずに毒素を身体に溜め込む事になる。 塩分を取りすぎている場合は、むくみなどもひどくなりやすい。
また、口が渇いて口臭が強くなったり、腰まわりに痛みや重さを感じるようになったりする場合もある。 腰に力が入らなくなり、骨に負担がかかると「ぎっくり腰」など腰痛の原因になっている事も多い。 とにかく腰痛が腎臓からのサイン。腎臓は三半規管との関わりも深いため、この腰痛を放っておくと、耳にも悪影響を出す事になる。耳鳴りや首の痛みにまで発展していくケースもある。 日常生活の中で、乾燥してるからと水分を取りすぎたり、寒いからと暖かい飲み物を飲みすぎたり、仕事の忙しさで排尿を我慢をしすぎたりなど、知らないうちに腎臓に負担をかけている。 腰周りが重いだけでなく、動く事に対してのストレスや腰痛による不安から「やる気」「元気」の減退というようなメンタルに対しても大きく影響してしまう。 「腰」という漢字は、月の要と書く。腰を痛めると、私たちは何する時でも腰を使っていて、腰は体の「要」である事に改めて気づくよね。 「逃げ腰」や「腰が引ける」というような身体を、昔の人は禊(みそぎ)や滝行など水をかぶる事によって、腎臓を強化し、腰に力が入る状態(根性)をつくっていたって事だよね。


春から夏に、暖かい刺激で汗をかきやすくすることが、肝臓を助ける事。秋から冬は、冷たい刺激で身体を引き締めることが、腎臓を助ける事。 臓器が忙し過ぎて病んだ場合には、休ませる事!
季節ごとに変化する自然の刺激に身体を合わせる事が、現代の日常生活をごきげんに過ごす「かん(肝)」「じん(腎)」なところになっているんだね。


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